「食べることは生きること」食体験を通じて多世代に生きることや食の大切さを伝えて活きた
い 管理栄養士＆糀エヴァンジェリストのはしもとさおり です😊
私の歴史ブログ ④
管理栄養士として勤務スタートしたけれど・・・
新卒で働き始め、三週間休みなし、という厳しい勤務をこなしながら、ラスト二か月必死で試験試験勉強し、やっと今までの自分が報われた気がした合格通知！
やっと憧れの管理栄養士勤務スタート！ とわくわくしていました
が、現実は・・・・
【管理栄養士として勤務】
7月に管理栄養士国家試験に合格して免許をもらいました！
しかし、現場には既に先輩管理栄養士さんが活躍されており、直ぐに栄養士の資格を使って仕事ができるわけではありませんでした。
転機は3月、会社の事情で、一緒に働いていた栄養士仲間は皆、ばらばらに会社が委託給食として入っている他の勤務地に行くことになりました。
私は運よく、結婚で会社を辞められた管理栄養士さんの後を継ぐことになり、かねてより希望していた病院勤務できることになりました。
引継ぎは時間があまりなく、事務的なことだけでしたが、
やっと念願の管理栄養士としての仕事ができる！
栄養指導や献立表の工夫、他の職種とチーム医療なんかもできたりする！？
とわくわくした気持ちで新しい年度を迎えました。
【管理栄養士でもやっぱり委託会社】
夢の「管理栄養士」として張り切って勤めましたが、実は心の奥で「これって名前だけ？」という疑問符が・・・
でも夢の管理栄養士のお仕事！そこは片眼を瞑る気持ちで働きました。
主な業務は現場での調理50食分（半分は特別食）。
たまに栄養指導の依頼が入りますが、現場調理の仕事を抜け、栄養指導を行い、終わるとまた、現場調理に戻る・・・とういうものでした。
その栄養指導も月に1回あるかないか・・・
人間関係も良好、働きやすい職場だったのですが、やっぱり私の中の小さな疑問符がだんだんと大きくなってきます。
「これって私のやりたかったことだけ？」
こうなると、もう自分の気持ちをごまかしきれません。
この現場が嫌いなわけじゃない。
「でももっと資格を生かした仕事ができる現場に行きたい！」
「管理栄養士として病棟でのカンファレンスに参加したり、栄養指導したりする業務のところに行きたい！」
この思いを思い切って上司に相談してみました。しかし、上司から返ってきたのは
「お前の気持ちはよくわかる。管理栄養士の免許取ってくれて、会社としてはとてもありがたい。
管理栄養士としての給料は支払う。でもうちは委託会社だから、調理業務が主な業務内容で給食を提供してなんぼ、の世界。
その一員でとしかこの辺りではどこに行っても勤務させてあげられない」
というものでした。
入社して二年、会社の状況も分かるようになり、何となく予想はついていたけれど
正面からはっきり言われえるとショックでした。
目の前が真っ暗になりました。
そんな時、私はある看板を目にします。
「食事相談承ります」
それは、自分の健康のために通い始めたスポーツジムの受付に立てかけてありました。
「そう、これだ！私はこれをやりたかったのだ！」
新卒でバタバタと調理業務をこなし、日々の生活で精いっぱい。調理現場の仕事も嫌ではないし、勉強にもなっている。
でも私はやっぱり「管理栄養士として」人々の健康に貢献したいのだ。
そして私はこの看板がきっかけで、もう一つの夢の資格、「健康運動指導士」の取得へ向けて動き出します。
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