管理栄養士　さおりが貴方の疑問にお答えします！【レシピ紹介あり】

「食べることは生きること」食体験を通じて多世代に生きることや食の大切さを伝えて活きた
い　管理栄養士＆糀エヴァンジェリストのはしもとさおり　です😊

生徒さんからよく質問される食事やおやつについての疑問を管理栄養士としてお答えしていきたいと思います。

今回のご質問

「栄養士さんっていつも栄養のこととが考えてご飯作っているんですよね？　なにか栄養いっぱいでいい食べ物ってありますか？」

管理栄養士として皆さんにおすすめしたい食材は？

【健康なご飯作りに大活躍！管理栄養士のおすすめ食材】

それは

鶏の胸肉
「鶏胸肉の塩糀粒マスタード焼き」
【材料】（4人分） ◎鶏胸肉・・・400g ◎塩糀・・・40g（鶏胸肉の10％） ◎粒マスタード・・・大さじ１+1/2 ◎玉ねぎ・・・1/2個
【作り方】 ① 鶏胸肉は一口大にそぎ切りにし、玉ねぎは薄くスライスする ② ビニール袋に①、塩糀、粒マスタードを入れて入れ口をしばり、よく揉む ③ すぐ食べる場合は常温で30分、保存しておくときは冷蔵庫、冷凍庫に入れて保存する ④ 焼くときは皮目を下にしてフライパンに薄く油を敷き（テフロン加工の場合はなしでOK）鶏肉と玉ねぎを並べ、弱火でゆっくり焼く

鶏の胸肉

鶏胸肉

です。
私は糀を知ってから特に胸肉を買って夕食に使うことが増えました。
鶏の胸肉って

「安いけど加熱するとぱさぱさになって食べにくい」
「子供たちはモモ肉の方が喜ぶ！」
そんなイメージありませんか？
私も以前はそう思っていました。
でも糀と出会い、糀について勉強してからは頻繁にむね肉を使っています！
塩糀で漬けておくだけでしっとり美味しく簡単に調理できます。
「最近、モモ肉食べたのはいつだっけ？」というくらい（笑）
しかも栄養価が高い！
橋本家では、しょっちゅう食卓に上がる食材です。
次の日もしっとり美味しいままですので、お弁当にも夕食の残りを活用しています。
むね肉を使った糀の鶏ハムは常にストックしていて、朝食のサンドイッチに使ったり・・・もはや橋本家の食卓には欠かせない食材のひとつです。

さて気になるその高い栄養価とは？

① たんぱく質が豊富、さらに質が良い！
② 脂肪酸のバランスがいい
③ 優れた疲労回復効果と抗酸化作用があるイミダゾールペプチドを含んでいる

です。特にイミダゾールペプチドは鶏胸肉特有の栄養素。鶏胸肉のたんぱく質に含まれている成分です。疲労回復効果は身体的疲労だけでなく精神的疲労にも！
抗酸化作用はアンチエイジングや美肌にも効果があります。

安価で低カロリーで栄養価◎な鶏胸肉お勧めです！

【できれば、生産者さんのお顔が見れる食材を買おう！】

上記のように鶏胸肉の需要が高い我が家ですが、国産の地鶏を買うようにしています。
鶏肉は生産の段階での抗生物質やホルモン剤投与の問題がいろいろあります。
規制ももちろんあり、一般的に私たちが手軽に購入できるものは基準をクリアしたもの、と思っていいと思います。
ブラジル産やタイ産の方が国産より安全で安価で美味しい、などの意見もあるようですが、私が身近で購入できるところ（スーパーなど）での海外産の鶏肉が、安全か否かの情報を入手するのが困難です。
これはお肉類だけではなく、野菜なども同じです。
何かあればすぐに生産者さんが分かるようなものを私は購入しています。
同じ日本人として日本で頑張っている生産者さんを応援したいという想いもあります。

皆さんの食材選びの参考になれば幸いです。

そんな鶏胸肉を使った我が家の最近の子供たちに大好評だったメニューをご紹介します