夏にカレーを食べるのは?

「食べることは生きること」食体験を通じて多世代に生きることや食の大切さを伝えて活きた
い 管理栄養士&糀エヴァンジェリストのはしもとさおり です😊

 

5月、ゴールデンウィーク終わって初夏の陽気が続いていて今からこんなに暑かったら真夏はどうなるの!?という声を聞きます。

 

その夏といえばカレー!! というのが日本人の定番となりつつありますよね?暑くなるとカレーが食べたくなる!?

カレーライス

今回はそれについてちょっとお話しようと思います。

暑い夏、どうしても体力の消耗も激しく、暑いのであまり食欲もわかず夏バテになりがち

 

このスパイスたちには胃を健康に保ってくれる作用や食欲増進、それに伴って消化促進の効果があり、夏バテには最適です。

カレーには約10種類のスパイスが使われています。この中の、シナモンやクミン、カルダモン、コリアンダー、ターメリック、クローブ、ナツメグには身体を温めてくれる効果があり、汗をかきやすくしてくれます。暑さでどうしても身体に熱が籠りやすいので汗をかいて体温を調節することはとても大切ですよね。

またスパイスには防腐効果もあります。日本にカレーが伝わったのはイギリスの海軍からと言われています。イギリス人はよくシチューを食べますが、海軍が海上で食べるには日持ちがしない、そこで防腐作用があって日持ちするスパイスを入れてできたのがカレーということで、夏にカレーを食べるのは防腐という面でも最適です。

 

海軍のカレーは日にち感覚を持たせるために金曜日の食事の定番だったというお話も聞きます

軍艦カレー.png

 

そして使われるお肉、私が今住んでいる関西では牛肉がメジャーですが夏バテ予防には是非「疲労回復ビタミン」と呼ばれているビタミンB1をたっぷり含む豚肉を使ってほしいです。

この豚肉、さらに糀エヴァンジェリストとしてオススメは炒める前に塩糀で和えておくこと。これを低温で炒めてから他の野菜を炒めて😉 お肉が柔らかく仕上がります😊

 

ビタミンB1は糖質をエネルギーにする時のお助け役をしてくれます。カレーと一緒に食べるご飯やナンは炭水化物として糖質を含みます。これらをしっかりエネルギーに変えて私たちのパワーになってくれます。

 

そしてこのビタミンB1はカレーに薬味として使われるニンニクに含まれる香りの成分(アリシン)と結合するとアリチアミンとなり、吸収が促進されます。

 

カレーには豚肉とニンニクを使ったものが夏バテ予防にはお勧めです☆彡

 

私たち日本人だけでなく、年中暑い国ではカレーが国民食として根付いていますよね? これには理由があるんですね!

インド人とカレー

B-LIFE-は 日本糀協会認定お料理教室です。糀エヴァンジェリストとして毎月糀のお料理教室や基礎講座も開催しています

夏バテ予防になる前に!

 6月の糀お料理教室のレッスンは甘糀カレー♪

カレーと言えばルーを使ったとろみのあるカレーが日本人の定番となっていますが、市販のルーには脂やとろみつけのビタミンB1を多く消費する小麦粉が入っています。この甘糀カレーはルーなし=グルテンフリーのスパイスをうまく取り入れたカレーとなっています。

夏バテ予防に飲む点滴と呼ばれる甘酒を活用するのは定番となってきていますが、今年はもう一歩進んでカレーに!

子供たちにも大人気です。

ビタミンB1や夏バテ予防の栄養のお話も管理栄養士&糀エヴァンジェリストがお伝えします🤗 本格的な夏が始まる前に是非学びに来てくださいね♪ お待ちしています。

 

 

 

 

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